CCCが共創コミュニティ「Blabo!」を子会社化、6700万人の生活者DB活用の新サービス提供へ

CCCがTポイントを使ったビジネスを強化しようとしているようです。

私自身、くだらないことを普段よく考えて「誰かこういうの作ってくれないかな~」と思うたちなので、この「Blabo!」に興味があります。広く集められた消費者データベースがあるのであれば、ここから面白い企画や商品が生まれそう、という期待もあります。

ただ一方で、Tポイントに関する仕組みや運用に対する、ネガティブなイメージヵあるのも事実。「カードをお持ちですか?」とひんぱんに聞かれるのは仕方ないにしても、保持されている情報を消しづらいイメージがあります。

何にせよ、このBlabo!を覗いてみて、ここで何ができるか、観察してみようと思います。

世界最大のベーシック・インカム実験、政権交代で中止へ

カナダ・オンタリオ州でのベーシック・インカム実験が、政権交代により中止になったとのことです。

「誤解だらけの人工知能」を読んだばかりだけに、このニュースは残念。せめて予定通り3年間、ベーシック・インカムをやりきってほしかったです。

プロジェクトに多額の費用がかかることを中止の理由として挙げた。

というのは理解できます。ただ、選挙前から分かっていただろうに、公約では実験継続を掲げながらそれを覆すというのも、なんだかなぁと思います。

今後のベーシック・インカム実験に「突然中止される懸念」という悪影響を及ぼさないといいのですが……。

感想:多動力

Amazon Prime Readingの対象にホリエモンの「多動力」が加わっていたので読みました!

多動力 (NewsPicks Book)

★★★☆

極論に近い、彼の中では合理的な割り切り方や、自分のことを「教養がある」と言い切っちゃえるあたり、普通に読むと受け入れがたいものがあります。ただ、ホリエモンなら言いそうだなと思えるのもたしか。

各章整理されコンパクトにまとまっており、読みやすい。かつ、実践のためのTO DOも付いているので、読んでいて不思議とポジティブな気持ちにもなれます。

Amazonプライム会員、かつ、ホリエモンアレルギーのない方なら、一度読んで損はないのではないでしょうか。

感想:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

映画「ブレードランナー」の原作として有名な(らしい)SFを読みました。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

★★★★★

面白かったです。

もちろん、銀河英雄伝説と同様、昔想像された未来なので、現在想像される未来や現在から考えると古く感じられる設定もあります。ただ、アンドロイドを働かせる社会だとか、アンドロイドは(人間の反応を模写しえたとしても)共感・感情移入能力が低いという設定は、先見性があるなあと思います。

共感については思うところがあり、どうやったら身につくのか考えることがあります。思いつくのは

  • 「相手の立場に立って考えなさい」というしつけ
  • 読書
  • 音楽鑑賞、特にクラシックなどの作者の人生や時代背景を踏まえた上での鑑賞

あたりです。他は、同じ・近しいコミュニティーに長く属していると、そのコミュニティー内では共感しやすくなるのかなぁと。

機会があったら心理学の本か何かで調べてみたいです。

人の声から感情を解析するAI開発のEmpathが総額3億2000万円を資金調達

音声から感情を解析するAIということで、すでに活用されているようです。

活用分野はメンタルヘルス対策やマーケティングなどさまざま。奈良先端科学技術大学院大学との共同研究やNTTドコモとの被災地支援事業で採用されたほか、ロボティックスやコールセンターなど幅広い分野で使われているそうだ。


それこそ「いのちの電話」などのメンタルヘルス相談やコールセンターに向いてそう。

すべてを理解はされなくても、悲しいときにただ話を聞いてもらって「悲しいですよね」と言ってもらえるだけで、だいぶ楽になりますものね。また、コールセンターで受ける人間側の負担(量的にも精神的にも)も軽くできそうです。

開発者向けにEmpath APIというのも公開されているそうなので、ちょっと使ってみたいです。

つくば市、マイナンバーカードとブロックチェーンを使った国内初のネット投票システム導入

つくば市でネット投票システムの導入をするようです(実証実験的な感じなのかな?)。


ブロックチェーン技術の使いどころとして、仮想通過やライセンス、デジタル資産等々が向いてる…ということを考えると、投票システムはマッチしそうです。

課題としては、以前、施設の管理側の人間が入居者の投票権を盗んで投票した事件がありましたが、そういった事例に対して監視の目が届きにくくなることでしょうか。対応策としては、完全ガードはできないけれど、後である程度追跡できるよう、投票元のIPアドレスやネットワーク情報を合わせて保存しておく…とか?(施設だと共用端末の可能性もあるのでそれのみで証拠にはなりませんが)

何にせよ、将来的に選挙の投票がネットでできるようになれば、楽になります。子連れOKとはいえ長時間連れ出して選挙に行くのはつらい。たいてい投票場所は近所なのですが、待ち時間が長いのです…。ネット投票、ぜひ前向きに検討、推進してほしいものです。

Googleによるシステム開発・維持管理ノウハウをまとめた本が無料公開中

サイトリライアビリティエンジニアリング(SRE)に関するオライリーから出版されている本が、8/23までの期間限定で無理公開中だそうです。


PDFでも読めるみたいなので、Kindleに入れて読もうかな。

翻訳版だと税込5184円だそうで、それを考えるとかなりお得。終了するまでにDLしないとなーと思ってます。