CS 1104: Unit 5-6

Unit 5-6は、Logisimを使った回路の作成から離れて、コンピュータのアーキテクチャ機械語にテーマが移りました。 Unit 6以降は、アセンブリをやっていくようです。 Unit 5の(Written) Assignmentは久しぶりに筆記でした。 APAスタイルのレポートWordテンプレートを準備していたので良かったです。 このコース通じてなのですが、Asseignmentの採点はとりあえず要件の要素を含んでいれば大きく加点されるので(今回のようなWordだとReference listがある、など)、内容が難しくてもとにかく提出するのが重要です。

Unit 5の勉強時間:11時間00分

Unit 6の勉強時間:16時間09分

Sophia: Foundations of English Composition & Introduction to Web Development

Sophia LearningでFoundations of English CompositionとIntroduction to Web Developmentのコースを修了しました。 これらはUoPeopleのENGL1102: English Composition 2とCS2205: Web Development 1に単位移行可能(なはず)です。 去年、SophiaのEnglish Composition IIを受講したものの、単位を取れずSophiaの契約期間を終えてしまっていたので、今回取れてよかったです。 また、その間に新設されたこちらのコースでかなり負荷が小さくなっており、7つ提出が必要だったタッチストーンが2つになっていたのは大きかったです。 タッチストーンはレポート形式にまとめ、Sophiaの講師の方に実際に採点してもらいます。 採点には3~7営業日かかると書いてありましたが、私の場合は2~3営業日程度でスムーズでした。 Introduction to Web Developmentはタッチストーンはなく、常識問題的なクイズのみでした。 Foundations of English Compositionのタッチストーンの準備中、すき間時間にポチポチやっていたら終わりました。

Foundations of English Compositionの勉強時間:14時間32分

Introduction to Web Developmentの勉強時間:42分

CS 1104: Unit 3-4

Unit 3-4は、Logisimの使い方に翻弄されていた気がします。AssignmentでLogisimファイルを添付で提出するのが難しく、基準も少しあいまいなところがあるので、見極めがむずかしかったです。 内容自体も、LogisimでALUを組んだり、フリップフロップを使ってレジスタを作ったり、難しくなってきました。

Unit 3ではGraded Quizがあったのですが、Unit 3自体のSelf-Quizがなく、対策が難しかったです。

Unit 3の勉強時間:19時間32分

Unit 4の勉強時間:15時間52分

CS 1104: Unit 2

Unit 2は「ブール算術」というお題目にはなっていたのですが、リーディング課題とセルフクイズの内容は、2の補数を含む2進数表現と論理ゲートを使った加算器の実装、ALUの実装、という感じでした。 とはいえ、Unit 2ではLogisimを使った演習がなかった…あったのですが提出不要だったからか、ディスカッション課題とAssignmentはLogisimを使った回路の作成と真理値表の作成というもので、範囲としては前のユニットの内容でした。

真理値表をAssignmentにどう含めるかちょっと迷いました。 ラーニングガイドには、回路図はMoodleのUIで画像を挿入できるよ、Logisimのファイルは添付してね、という感じの案内があったのですが、真理値表に関しては例と同じフォーマットにしてね、という感じの案内のみでした。 画像として挿入しても、WordやPDFファイルに含めても、HTMLでtable要素として入れても良さそうに思いましたが、最終的にTeXで入れました。 (MATHコースを通して数学よりもTeXが身についた気がする…) 回路図も真理値表も画像として「添付」しようとしたピアは、添付ファイル数5つの制限にひっかかって困っていたようです。

Unit 2の勉強時間:13時間2分

CS 1104: Unit 1

CS1104はコンピューターシステムズです。 Unit 1はブール論理、ということでハードウェアとブール論理の関わりを学び、シミュレータソフトなどをインストールしておく、というユニットでした。 テキストの一つ、The Elements of Computing Systems

は、元々変わった判型の本だからかPDFをKindleに送るのに手こずったので(「変換」すれば送ることができた)、日本語訳された以下の本を買いました。

訳す手間が省けて嬉しいです。シミュレータなどはインストールし、Assignmentで使いましたが、まだUnit 1のAssignmentは提出不要なので楽でした。シラバスを読むと、(Written) Assignmentはコース内で4回提出するようです。

Unit 1の勉強時間:8時間1分

MATH 1302

MATH 1302 (Discrete Mathematics)コースを受講し単位取得したので、ふりかえりです。離散数学ということで、数列や順列組合せといった高校数学の範囲からグラフ理論まで幅広くやりました。それぞれのユニットでやったことは、Glossaryのページを見てもらえるとイメージしやすいかと思います。

個人としては、ド・モルガンの法則をはじめとする論理集合や数列の一部は復習でちょっと退屈に思った部分もあったのですが、グラフ理論はまったく初めての分野だったので面白かったです。また、数学記号を多く使うのですが、今まで他の数学コースでTeXを使っていたのが役に立ったと思います。

勉強時間は120時間8分でした。

勉強時間

Written Assignmentに不備があり、苦しんだ週もありましたが、Written Assignmentはコースを通じて3回なので、量としてはそれほどつらくありませんでした。

配点がLearning Journal39%と高めなので、インストラクターと相性が悪い場合はDropやWithdrawの判断をしたほうが良いかもしれません。

私は、Graded QuizとFinal Examで大幅に失点してしまいました。他の学生もそうだったのか、Final Exam後にコースをパスした(と思われる)生徒全員にインストラクターから励ましのメールが届きました。また、私はDiscussion AssignmentとWritten Assignmentについて(Learning Journalは元から)評価が満点に引き上げられる修正が入りました。

このコースで役に立ったサイトは以下の通りです。

学部専門教育 グラフ理論(2007) – 北海道大学オープンコースウェア

北海道大学井上純一助教授)のグラフ理論。英語で何もわからない分野で、この講義ノートに救われました。

数学の景色 | さまざまな数学を概観

半順序やアーベル群についてのユニットでお世話になりました。

Wolfram MathWorld: The Web's Most Extensive Mathematics Resource

数学用語について意味を調べたり、課題で引用したりと、辞書的な使い方で役立ちました。

 

 

MATH 1302: Glossary

Unit 1: 集合

  • conjunction: 論理積
  • disjunction: 論理和
  • intersection: 共通部分(論理積をとった集合)
  • union: 和集合(論理和をとった集合)
  • power set: べき集合
  • Cartesian product: 直積集合
  • cardinality: 基数
  • universal set: 普遍集合

Unit 2: 関数と数列

  • domain: 定義域
  • range: 値域
  • codomain: 終域
  • image: 像
  • injection / one-to-one function: 単射
  • surjection / onto function: 全射
  • bijection: 全単射
  • sequence: 数列
  • arithmetic sequence: 等差数列
  • geometric sequence: 等比数列

Unit 3: 組合せ論

  • combination: 組合せ
  • permutation: 順列
  • binomial coefficients: 二項係数
  • binomial identity: 二項定理の等式/公式
  • derangement: 完全順列(攪乱順列)

Unit 4: 再帰と漸化式

  • recurrence relation: 漸化式
  • homogeneous recurrence relation: 斉次(同次)漸化式
  • characteristic equation: 特性方程式
  • characteristic root: 特性根
  • closed formula: 閉じた式(日本語での用語は特になし?)
  • explicit formula: 厳密には違うのかもしれないが、このコース内ではclosed formulaと同じ意味で使用

Unit 5: 論理学

  • propositional logic: 命題論理
  • predicate logic: 述語論理
  • converse: 逆
  • (logical) inverse: 裏
  • contrapositive: 対偶
  • commutative laws: 交換律
  • associative laws: 結合律
  • distributive laws: 分配律
  • identity laws: 同一律
  • negation laws: 矛盾律排中律
  • idempotent laws: べき等律
  • absorption laws: 吸収律(簡約律・消去律とも?)
  • involution law: 二重否定
  • detachment / Modus Ponens (MP): 分離(規則)、含意除去/モーダスポネンス
  • indirect reasoning / Modus Tollens (MT): 間接推論、後件否定/モーダストレンス
  • disjunctive addition: 論理和の導入、選言導入則
  • conjunctive simplification: 論理積の消去、連言除去則
  • disjunctive simplification: 論理和の消去、選言除去則
  • chain rule: 連鎖律

Unit 6: 半順序と数学的帰納法

  • partial order: 半順序
  • reflexive relation: 反射律
  • antisymmetric relation: 反対称律
  • transitive relation: 推移律
  • partially ordered set / poset: 半順序集合
  • equivalence relation: 同値関係
  • transitive closure: 推移閉包

Unit 7: グラフ理論

  • subgraph: 部分グラフ
  • induced subgraph: 誘導部分グラフ
  • bipartite traph: 二部グラフ

Unit 8: 代数的構造

  • Abelian group: アーベル群
  • modular arithmetic: 合同算術